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ジャカルタの初心者  第6回 ~ジャカルタの渋滞

ASEANの多くの国では、道路の渋滞は日常茶飯事です。 ただジャカルタはその中でもかなり悪い部類に入るのではないでしょうか。前にも書きましたが、通常であれば30分程度で行くところが、2時間以上かかり、約束をした相手にかなり迷惑をかけたことがあります。 そのせいか、ジャカルタの人は比較的時間に寛容で、「ジャムカレット = 時間はゴムのように伸び縮みする」という言葉があるほどです。 何でこんなに道路が渋滞するのだろうと観察したことがあります。 まず第一は何といっても自動車とオートバイの多さです。ジャカルタでは本当に多くの車が走っていて、いったいどこからこんなに車が湧いてくるのだろうかと不思議になります(なぜか自転車はほとんど見かけません)。ただ車の多さはジャカルタばかりではありません。 そこで次に渋滞の原因として気づいたのが、ジャカルタの幹線道路には、中央分離帯があるにもかかわらず、「右折をするところ」が少ないということです。例えば日本では信号が至る所にあって、比較的容易に対向車を横切って右折することができます。ジャカルタも日本と同じ左側通行なので、信号機があれば右折することができるのですが、その信号機が少ないのです。 結果として、すぐそこに行きたいだけなのに、右折をするためには、少ない信号やUターン場所に向かって、本来であれば走る必要のない距離を、渋滞の中で走らされることになります。またこのUターン場所には、我先に先を急ぐ車が集中するため、渋滞の原因ともなります。 例えば「通りの向こう側に行きたいだけなのに、車を使うと1時間かかる」といったことが、信号が少ないだけで起こり得るのです。日本では当たり前と思っていることが、実は重要だということをつくづく学びました。 「何で信号機を作らないのか?」不思議に思って友人に聞いたところ、「作ってもすぐに盗まれてしまうから」というのが答えでした。半分は冗談でしょうが、確かに信号機は金属と電球から出来ており、貧しい人には格好の獲物に見えるのかもしれません。実際に友人の家の近くに信号機ができたところ、3ヶ月ぐらいで電球が盗まれて、信号機として機能しなくなったそうです。 さらに観察しているとバスも渋滞の原因を作っています。多くのバスは手を上げると停まってくれるようで、この親切さが仇となって渋滞を引き起こす原因を作っているようです。 もしジャカルタにいらしたら、ただ渋滞を嘆くのではなくて、その原因を探してみると新しい発見があるかもしれません。

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